求職者が仕事探しで重視するポイントや条件とは

本レポートでは、求職者が仕事探しの際に「重視する項目」と、希望する「募集条件などの特徴」について探っていきます。

※こちらのデータは、大手転職サイトが調査した結果を用いて作成しております。

求職者が仕事探しで重視する項目

仕事探しにおいて重要な項目1位は「給与」

仕事探しにおいて優先する項目を多い順に見てみると、1位「給与」72.3%、2位「仕事内容」53.1%、3位「勤務地」44.5%となり、4位以降の項目とは大きく差がつく結果となっています。

「給与」「仕事内容」「勤務地」は、求職活動をするうえで、重要な項目である事がわかります。

給与の条件

「現在の年収」は300万~400万円、「今後仕事探しをする際に希望する年収」は400万~500万円がボリュームゾーンとなっています。

居住地別に見てみると、「現在の年収」では東海エリアだけが400万~500万円の割合が多く、他のエリアよりも年収が高いようです。

また、「今後仕事探しをする際に希望する年収」ではほとんどのエリアで400万~500万円を希望している一方で、中国・四国、九州・沖縄エリアでは300万~400万円を希望する割合が高くなっています。

仕事探しの際、5割以上が現在よりも高い年収の仕事を検討している

「現在よりも、年収が高い場合に検討できる」が54.4%

「現在と同程度の年収であれば検討できる」が31.7%

逆に「現在よりも年収が低くても検討できる」が13.9%となっています。

半数以上が、現在よりも高い年収の場合に検討できる。と回答しており、内訳を見ると「やや高ければ検討できる」が33%、「とても高い場合のみ検討できる」が21.4%となっています。

年収が低くても検討できる割合が、13.9%と高いのは、年収ではなく、やりがいや興味などを基準にして考えているのかもしれません。

生計を立てるための仕事か、複数の収入源のうちの1つの仕事なのか、などにより、検討する基準は変わってきそうです。

仕事内容の条件

正社員の回答の4割弱が「希望する仕事内容の条件」として「やりがいがある、人に感謝されること」を挙げています。

雇用形態別に比較してみると、正社員では3割近い「スキル・専門知識が身につくこと」がアルバイト・パートでは16.2%しかなく、逆に、正社員では2割程度の「仕事内容が簡単なこと」「体力をあまり使わないこと」が アルバイト・パートでは1位と3位に挙がっていました。

POINT

募集の際に仕事内容についての記載が簡易的で内容が薄いと、イメージがしづらくなってしまいます。

求職者目線に立ち、なるべく詳細に記載するように心がけるのが良いでしょう。

また、上記にもあるような「やりがいに感じること」や「仕事の進め方」などの情報も一緒に盛り込むと、仕事についてより伝わりやすくなりそうです。

勤務地の条件と通勤時間の上限

1位「駅から近い」41.8%、2位「乗り換えが少ない」35.4%は南関東や関西で非常に重視されていることがわかりました。

一方で、それ以外のエリアに関しては「車・バイク通勤ができる」を希望している割合が高く、5割が選択しています。
都市圏と地方都市圏でメインとなる交通手段が異なることがうかがい知れる結果となりました。

求人募集の際には、これらの項目が「応募を検討するための大切な要素」になり得ることを踏まえて行うと良いと思います。

休暇・勤務シフト

続いて、希望条件となる休暇・勤務シフトについて見ていきます。

希望する休暇・勤務シフトの条件は「土・日・休み」が61.0%

「有給休暇が取得しやすい」58.1%

「年末年始・夏季休暇がある」50.2%となりました。

「残業なし」を挙げた人は2割程度しかおらず、残業の有無に関してはあまり重視していないようです。

POINT

正社員に対して、2019年の4月から有給休暇の取得が義務付けられているのですが、厚生労働省の調査によると、実際の取得率は56.3%となっているようです。

取得する権利はあっても、仕事探しの段階で「有給休暇の取得のしやすさ」を知らない求職者も多いと思います。

また、面接時の印象が気になって休暇に関する質問が出来ない人もいるかもしれません。

「有給休暇の取得のしやすさ」が記載されていれば、安心材料になり、就業後のミスマッチの軽減に繋がるかもしれません。

募集資格や選考フローの特徴

最後に募集資格や選考フローの特徴に見ていきます。

希望する募集資格や選考フローの特徴では、「職種未経験OK」26.0%、「業界未経験OK」25.2%が上位に挙げられました。

仕事探しの際には現在と同じ職種や業界だけでなく、未経験の職種や業界も含めて探していることがわかります。

続いて「内定までの期間が短い」や「面接回数が少ない」という回答も挙がっており、就業しながら仕事を探すことも想定すると、できるだけ短期間で合否が出るなど、短いステップの選考の方が好まれそうです。

今回の調査では、求職者が仕事探しの際に「重視する項目」と希望する「条件やポイント」が明らかになりました。

ジョブヘブンで、求職者を募集する際の訴求ポイントの検討や求人情報の見直しなど、今後の採用活動にお役立てください。